不動産の飛び込み営業はマインドが大事|成果を出すコツを紹介
「成果が思うように出ず仕事がつらい」
「成果を出すためのコツを知りたい」
以上のように感じている営業マンの方もいるでしょう。
不動産は取引金額が高く成約するのが難しい商材であるため、悩む人が多いのです。
そこでこの記事では、不動産の飛び込み営業におけるコツを紹介していきます。
最後まで読むと、不動産営業がつらい理由や成果を出すために必要なことがわかります。
成果を伸ばしていきたい人は、ぜひ参考にしてください。
【この記事の目次】
不動産の飛び込み営業がつらい理由
不動産の飛び込み営業に対してつらいと感じている人もいるでしょう。
仕事につらさはつきものですが、つらいという気持ちに囚われ過ぎてしまうと成果を出しづらくなってしまいます。
まずはつらいと感じる理由を知ることで自分を客観視し、気持ちを切り替えていきましょう。
・罪悪感がある
・数をこなさなければならない
不動産の飛び込み営業をつらいと感じる主な理由として、以上3つが挙げられます。
飛び込み営業で接する顧客は、そもそも不動産に興味をもっていない可能性が高いです。
そのため、断られることが多くつらいと感じるのです。
断られるときには顧客から嫌な顔をされたり、場合によっては怒鳴られたりすることもあるでしょう。
「自分が営業したことで不快にさせてしまった…」などと罪悪感をもつ原因になります。
そして、断られることが多いため、ノルマを達成するために数をこなさなければいけません。
断られ続けて罪悪感をもった状態で数をこなすのはつらいものです。
次章以降でこれらのつらい原因を解決しつつ、成果を出すコツを紹介しますので参考にしてみてください。
不動産の飛び込み営業で成果を出すコツ5つ
不動産の飛び込み営業で成果を出したい場合には、以下5つのコツを実践しましょう。
- マインドを整える
- 1日にこなす量を決める
- 訪問することを事前に伝える
- 初めての訪問では売り込まない
- 会話のネタをもっておく
飛び込み営業でもっとも大切なのがマインドです。
厳しい仕事であるからこそ、強い気持ちが必要になります。
ただ、マインドは経験を積むことで鍛えられる側面もあります。
すぐに身につくものではないので、重要性を認識した上で他のコツを実践しながら、経験を積んでいきましょう。
不動産の飛び込み営業で成果を出すコツ①マインドを整える
営業で成果をあげるためには自信に満ちた態度が大切です。
そして、自信をもって営業するためにはマインドを整える必要があります。
不動産の飛び込み営業に必要なマインドは以下2つです。
断られるのは当たり前だと認識する
飛び込み営業では、不動産に関心のない人と接することが多いため、断られる回数も多いです。
しかし、これは営業の構造上避けられないことであり、あなたが悪いわけではありません。
あなたの提案が断られているのであって、あなた自身が否定されているわけではないことを意識しましょう。
顧客に対する罪悪感ではなく責任感を意識する
顧客から不快感をあらわにされると「営業して申し訳ない」などと罪悪感をもつこともあるでしょう。
しかし、罪悪感をもっている状態でよい営業はできません。
罪悪感をもっている状態では自分自身に意識が向いてしまい、顧客に対して適切な振る舞いができないからです。
あなたが営業をかけることで、理想の物件に出会える顧客もいます。
・「無理な押し売りはせず誠実な対応をする」
・「自分の営業を必要としている人に時間を割く」
以上のように考えることを意識してみましょう。
嫌な顔をしてくる顧客に対しても「自分が営業すべき人ではなかったんだな」と考えられるようになります。
罪悪感ではなく責任感をもてるので、適切に顧客対応ができるようになり、成果を出しやすくなります。
不動産の飛び込み営業で成果を出すコツ②1日にこなす量を決める
飛び込み営業で成果を出したい場合には、目標と日々のタスクを設定しましょう。
売上目標や必要なアポ数から逆算して、1日にこなすべき飛び込み数を明らかにするのです。
・おおよそ100件に1件アポが取れる
・30件のアポ獲得のためには3,000件の飛び込みが必要
・3,000件÷22日(仕事する日)=137件
・1日あたり137件飛び込めば目標達成できる
以上のように1日の作業量を明確にすることで、やるべきことがわかりモチベーションの維持がしやすくなります。
飛び込みで成果を出すためにはどうしても数をこなす必要があります。
だからこそ、数をこなすことのつらさよりも「どうやってこなしていくか」を考える方が合理的です。
つらい気持ちに意識を向ければ向けるほど、つらい気持ちが強くなっていきます。
成果を出していくことにフォーカスしていきましょう。
不動産の飛び込み営業で成果を出すコツ③訪問することを事前に伝える
飛び込みを実施する前に、訪問することを伝えておくことで成約率を高められます。
チラシなどを活用して不動産に対して興味づけを行うのです。
事前に告知しておけば、不動産について悩みを抱えている顧客は、あなたが訪問する日までに質問したい内容をまとめてくれます。
そのため、初めての訪問であっても不動産について具体的な話ができるようになります。
また、チラシを配っておけば「先日チラシをお配りしたのですが、ご覧いただけましたか?」などと話を切り出せるでしょう。
「最初にどう切り出していいかわからない」という人は、ぜひ実践してみてください。
不動産の飛び込み営業で成果を出すコツ④初めての訪問では売り込まない
初めて訪問する際には、顔を覚えてもらうだけで十分です。
最初から長々と説明したり、売り込んだりしてしまうと次回の約束がしづらくなってしまいます。
興味のない話を長々とされてよい気分がする人は少ないからです。
また、不動産に興味をもっている人も、会ったばかりの人にすぐ相談するわけではありません。
まずは顔を覚えてもらい「相談してみようかな」と思ってもらうことが重要です。
「1週間後に再度伺います」などと言い残して、早めに切り上げましょう。
期間を空けることで、顧客に聞きたいことをまとめる時間を与えるのです。
前章で紹介した、事前にチラシを配るのと同じような効果が得られます。
また、次回の訪問のために初回で話した内容や、顧客の特徴などを書き留めておきましょう。
自分のことを覚えてもらうことは嬉しいものです。
顧客の話を書き留めておき、次回にその話をすれば顧客に喜ばれます。
「この人は信頼できる」と感じてもらえる効果もありますので、ぜひ実践してみてください。
不動産の飛び込み営業で成果を出すコツ⑤会話のネタをもっておく
飛び込み営業では、詳しい説明をするよりも雑談する時間の方が長いこともあります。
とくに初めての訪問時には、雑談で相手の緊張をほぐしてから説明に入る方が話を聞いてもらいやすいです。
ただ「雑談でなにを話せばいいかわからない」と感じる人もいるでしょう。
雑談のネタは事前に準備しておくことで、本番でも落ち着いてトークができます。
営業トークの練習とあわせて、得意の雑談ネタを用意しておきましょう。
まとめ|不動産の飛び込み営業で成果を出そう
不動産の飛び込み営業のコツを5つ紹介しました。
- マインドを整える
- 1日にこなす量を決める
- 訪問することを事前に伝える
- 初めての訪問では売り込まない
- 会話のネタをもっておく
飛び込み営業は断られることが多いですが、落ち込んだり罪悪感をもったりしないマインドがなによりも大切です。
ただ、この記事を読んだだけでマインドを身につけるのは難しいでしょう。
実際に営業するときにもマインドを意識することで、重要性を実感できて徐々に身についていきます。
その上で、そのほかのコツを実践していくとより成果をあげやすくなるので、ぜひ実践してみてください。