営業で詰められる状態から抜け出す方法|たった2つの方法を実践するだけ
営業は常に成果が求められ、成果が思うように出ないと上司から詰められることもあります。
しかし、常に詰められていると「辛い…もう仕事を辞めてしまいたい」と感じることもあるでしょう。
そこでこの記事では、営業で上司に詰められるのが辛いと感じた場合の対処法を紹介していきます。
仕事でストレスを抱えている方はぜひ参考にしてみてください。
【この記事の目次】
営業で上司に詰められるのが辛い場合にするべき2つのこと
上司に詰められるとプレッシャーやストレスを感じるものです。
プレッシャーやストレスは適度なものであればよい影響もありますが、度を超えたものは逆効果になります。
ストレス状態では思考がうまく働かなくなるため、余計に成果が出しづらくなってしまうのです。
結果として成果が出ず、さらに上司に詰められるという悪循環が起こります。
まずはこの悪循環に陥ってしまっていることを認識し、視野を広げていきましょう。
その上で以下2つのアプローチを実践し、悪循環を脱してみてください。
- 感じているストレスを軽減する
- 抜け出す方法を考える
最初から詰められる状況を抜け出すことを考えようとすると、負荷がかかり過ぎてしまいます。
詰められている状況下でもストレスを感じにくくすることで、心の余裕を取り戻せます。
キャリアの選択も必要になってくる場合もあるため、まずはしっかりと思考できる状態を作りましょう。
営業で上司に詰められるストレスを軽減する方法
上司に詰められるのは辛いものですが、捉え方を変えることでストレスを軽減できます。
- 感情と論理を分けて考える
- 上司の立ち位置を観察してみる
- ノルマとは別の目標を決めてみる
視野を広げたり、注目することを変えたりするのがストレス軽減のポイントになります。
上から順番に行うことで対処しやすくなりますので、ぜひ実践してみてください。
営業で上司に詰められるストレスを軽減する方法①感情と論理を分けて考える
詰められるときには「お前のためを思って言っているんだ」などと言われるかもしれません。
上司がこのような言動を取るのは、恐怖によってあなたを管理しようとしているからです。
本当にあなたのためを思っている上司であれば、そんな言葉は口にせず態度で伝えてくるでしょう。
感情的にあなたを管理することで、上司自身のストレス発散のためにあなたを詰めている可能性が高いです。
こういった場合には、上司の怒りの感情をそのまま受け取る必要はありません。
怒りの感情を受け取ることは過度なストレスにつながり、あなたのパフォーマンスが落ちる原因になるからです。
上司がどれだけ酷いことを言おうがあなたの価値は変わりません。
あなた自身の感情や価値はあなたが決めるものですので、上司の言うことに惑わされないようにしてください。
「〇〇に問題があるから△△するといいよ」などの論理的で成果アップにつながりそうなアドバイスだけを聞けばよいのです。
そもそも論理的なアドバイスも受けられない場合には、上司の言うことを気にしないようにするのがよいでしょう。
「上司もストレスが溜まっているんだな」くらいに捉えて、状況を冷静に観察してみましょう。
それだけでもストレスが軽減するはずです。
営業で上司に詰められるストレスを軽減する方法②上司の立ち位置を観察してみる
感情と論理を分けて冷静さを取り戻したら、さらに視野を広げて上司の立ち位置を観察してみましょう。
もしかすると上司は上司の上司に詰められているかもしれません。
そこで受けたストレスをあなたを詰めることで解消しているのでしょう。
もちろん、だからと言って詰められるのはたまったものではありません。
しかし、少し視点を変えれば「上司も大変なんだな」と考えることもできます。
上司から詰められることを許容する必要はありませんが、視野を広げて冷静に考えることで落ち着けるでしょう。
まずは上司の立ち位置を確認しながら、ご自身の置かれている状況を把握することを意識してみてください。
営業で上司に詰められるストレスを軽減する方法③ノルマとは別の目標を決めてみる
上司に詰められる大きな原因はノルマの未達成でしょう。
しかし、あまりに高すぎる目標設定はやる気をなくす原因になります。
仕事に対してやる気を維持できるような目標を、ノルマとは別に設定するのがおすすめです。
ただただ売上を追うだけでなく「断られたけど好印象を与えられた」などといった手応えに注目するとより効果的です。
結果は出ていなくても、手応えや成長を感じられたことについては自分を褒めるようにしてみてください。
営業で上司に詰められる状況から抜け出すには
ストレスが軽減できたら、詰められている状況から抜け出すことを考えていきましょう。
抜け出す方法としては以下3つが挙げられます。
- 成果を出して昇進する
- 異動を申し出る
- 転職する
上にあるものほど取り組むハードルが低いです。
まずは上から順番に試していくと、リスクを取りすぎずに済むのでおすすめです。
営業で上司に詰められる状況から抜け出す方法①成果を出して昇進する
成果をあげてノルマをしっかりと達成し、昇進してしまえば今の上司のもとで働く必要がなくなります。
成果を出すのは簡単なことではありませんが、大きくキャリアを変える必要がないのでリスクが低いです。
まずは成果を出している人の営業方法を観察して、真似てみましょう。
「どうしてうまくいっているのか?」と考えることで、成果を出すために必要なスキルやノウハウが見えてきます。
また、ノウハウをうまくまとめれば、営業で成果を出すためのマニュアルも作れるでしょう。
営業は属人性が高い側面があり、会社側も人材育成に悩んでいることも多いです。
営業方法をまとめたマニュアルを作れれば、成果以外でも会社に貢献できます。
貢献することで頼られるようになり、社内からの評価も変わるでしょう。
営業で上司に詰められる状況から抜け出す方法②異動を申し出る
上司の立ち位置を確認した際に、上司の上司から詰められているような場合には異動も検討しましょう。
成果を出して昇進しても、詰められる状況から抜け出せないからです。
いきなり異動を考えることに抵抗がある方は、人事部で上司との関係について相談してみるのもよいでしょう。
パワハラまがいな振る舞いが行われているとなれば、会社としても問題になります。
人事部に相談することで、上司を異動させるなどの対策をとってもらえる可能性もあります。
相談する場合には、以下のように相談してみましょう。
・状況を伝える:「現状、〇〇のような状態に置かれています。」
・自分がとった対策を伝える:「〇〇を試してみましたが、ストレスが溜まって辛いです。」
・どうして欲しいかを伝える:「上司を異動させるなどの措置をとってもらえませんか?」
重要なのは「自分で対策をしても対処しきれなかった」と伝えることです。
あなたが対処できる問題であれば、人事部がわざわざ措置をとる必要がないからです。
相談の仕方によっても措置をしてもらえるかどうかの判断が変わりますので、意識してみてください。
営業で上司に詰められる状況から抜け出す方法③転職する
環境を変えたいにもかかわらず、異動できない場合には転職も検討してみましょう。
同じ営業の仕事であっても、営業方法や業界が変われば環境もかなり違ってきます。
営業の仕事自体に苦痛を感じないのであれば、他の会社で営業職を目指すとよいでしょう。
営業の仕事にやる気を感じない場合には、他業種への転職を考えてみてください。
転職の際には退職が必要ですが「上司に了承を取れる気がしない…」と感じる人もいるかもしれません。
こういった場合には、退職代行サービスを利用することも検討してみましょう。
上司と話すことなく退職できるものもありますので、興味があれば調べてみてください。
また、転職活動をしておくと「他の道もあるんだ」と感じられるようになります。
実際に転職するつもりがない人も転職活動をしておくことで、精神的な余裕が生まれるでしょう。
まとめ|営業で上司に詰められる状況を抜け出そう
営業で上司に詰められてしまうと精神的な余裕がなくなり、成果を出すのが難しくなってしまいます。
成果が出なくなり、さらに詰められるという悪循環から抜け出していきましょう。
抜け出す場合には、以下の方法を試してみてください。
- 感じているストレスを軽減する
- 感情と論理を分けて考える
- 上司の立ち位置を観察してみる
- ノルマとは別の目標を決めてみる
- 抜け出す方法を考える
- 成果を出して昇進する
- 異動を申し出る
- 転職する
まずは詰められることで溜まったストレスを軽減して、心の余裕を取り戻しましょう。
その後、詰められる状態から抜け出す方法を選ぶことで、適切な対処がしやすくなります。
ぜひ実践してみてください。