おすすめの営業ツール7選!種類別のメリットや選び方などを徹底解説!
営業ツールとは、営業活動の中で利用する様々な機能を持ったITツールを総称した言葉です。近年では、働き方改革などで一層の業務効率化を求められ、何らかのツールを導入し業務効率化を図る企業が増加しています。
しかし、そういった時勢が反映されてか、国内外を問わず様々なツールがリリースされており、ユーザー側から見ればどのツールを選べばいいのか難しい状況にあると言えるでしょう。そこで、本記事では営業ツールとは何か、どういった種類があるのかを解説するとともに皆様の判断基準になるようなオススメの営業ツールをご紹介いたします。
【この記事の目次】
営業ツールとは?
営業ツールは、主に企業の営業活動を支援するために使用されるITソフトウェアのことを指します。これらのツールは、営業担当者が効率的かつ効果的に顧客との関係構築を行い、売上を最大化するために活用されます。
営業ツールの代表的な例としてはSFAや名刺管理CRMをはじめ、MAなど様々な種類があります。
優秀な営業担当者が営業ツールを活用する理由
営業担当者が顧客との商談やヒアリングに割ける時間は、1日の労働時間の約30%と言われています。つまり、残りの70%は移動時間であったり、書類作成、データ入力などの事務作業に充てられています。売上を上げられる優秀な営業担当者は、この70%の時間をできる限り短縮し、顧客と接触する時間の量と質を上げることに注力しています。そのため、事務作業を効率化できるツールや、SFAなどの営業活動そのものを効率化させるツールを活用するのです。
営業ツールの主な種類① SFA(営業支援ツール・システム)
SFA(営業支援ツール・システム)とは?
ここ最近、ビジネスの世界において「SFA」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
「SFA」とは「Sales Force Automation(セールス・フォース・オートメーション)」の略語で、日本語では「営業支援ツール」「営業支援システム」などと訳されることが多い言葉です。
※詳しくは以下のコラムを御覧ください。
■SFA (Sales Force Automation)とは
関連リンク:https://www.bluetec.co.jp/knowledgesuite/service/sfa/article/what-is-sfa/
SFAの主な機能と導入するメリット
では、SFAを導入する企業はどこにメリットを感じているのでしょうか?
何のためにSFAを導入しなければならないのでしょうか?
それをご紹介する前に、まずはSFAを使ってできることの一例をご覧いただきます。
●顧客管理
取引のある顧客の情報を記録・保存、またそれを検索する機能です。
●商談管理
顧客と取り交わされた商談の日時や内容、成約確度などを記録・保存する機能です。
●スケジュール管理
営業マン1人1人の行動を管理する機能です。
●問合せ管理
顧客からの問合せ内容やその対応状況を記録・管理する機能です。
●目標管理
受注金額や受注目標に対する進捗状況や各スタッフの業績を管理する機能です。
もちろん、サービスによって違いはあるものの、多くのSFAは上記のような機能を搭載しています。
ご覧の通りSFAの機能は幅広く、営業マンが担当するあらゆる実務をデジタルの力でサポートしてくれます。
そしてもし貴社がSFAを導入し、PCを使ってこれらの機能を活用すれば、主に下記のようなメリットを得られることでしょう。
●効率化/生産性の向上
例えば顧客名簿1つにしても、あれば営業マンの業務を効率化できます。
商談に行く際、以前に自社と取引があった企業か、そうでないのか…。
取引があったとしたら担当者は誰で、その時はどんな商談がなされていたのか…。
こうした情報を事前に調べるには、一昔前なら大量の報告書に目を通して調べたり、チーム内の営業マンに聞き取りをしなければなりませんでした。
デジタルの顧客名簿があれば、キーワード1つで過去の商談履歴の有無や担当者の連絡先などを瞬時に調べることができます。他のあらゆる機能についても「効率化」「時短」を達成することができ、無駄な情報収集作業の時間を、もう1件商談を増やすことに費やせることは生産性の向上に効果を発揮します。
●経験/ノウハウの蓄積
組織が行なってきた顧客とのコミュニケーションは、そのすべてが財産であると言えます。
誰が、どんな顧客とどんな商談を行ない、その結果どうだったのか…? こうしたデータをデジタルで半永久的に蓄積していけば、それはきっと後の成果に活かせます。
SFAを導入していない企業の場合、こうした情報は1人1人の胸の中にしまわれているか、または営業会議の場で情報共有がなされるものの、多くの場合2~3週間で忘れさられてしまうことでしょう。成功も失敗も、誰の目にも明らかな形できちんと整理し、保存することで初めて経験として活かすことができるのです。
●情報の引き継ぎがスムーズに
終身雇用という概念が過去のものになりつつある今、どの営業スタッフがいつ異動になるか、また退職してしまうか、誰にも予測できないのではないでしょうか。
1人の営業スタッフが異動/退職してしまった時に必要なのは正しい引き継ぎです。従来であれば、誰かが異動/退職となる度に、彼が行なってきた営業活動や顧客の記録は失われてしまいました。しかし、デジタル上で、しかるべき形で彼の業務が記録されつづけていれば、引き継ぎは的確に、そしてスピーディーに執り行なうことができます。
また、営業経験のない新入社員が入ってきた際には、蓄積されたデータを教育の材料として利用することもできます。
自社が今までどんな活動をしてきて、どんな顧客とどのような内容の付き合いがあるのか、商談の履歴を見ればつぶさに振り返ることができるわけで。
関連リンク:https://www.bluetec.co.jp/knowledgesuite/service/sfa/article/sfa-system/
無料でSFAを実践する方法3選
前項において、SFA導入のメリットはおおむねご理解いただけたかと思います。
もしかすると、「ちょっと導入してみようか」とお考えになられた方もいらっしゃるかもしれません。
その際にやはり気になるのはコスト面でしょう。
一般的なSFAは、「ID課金制」と呼ばれる形式をとっており、ユーザー1人につき「〇円/月」という単位で利用料金がかかります。おおよその相場で言えば、1人につき月額1万円前後とお考えいただければ間違いはありません。
自社で利用者が何名くらいになりそうか、ちょっとシミュレートしてみてください。…いかがでしょうか、なかなかの高コストになることがお分かりになったのではないかと思います。
そこで多くの方が考えるのが「無料で使えるSFAというものが存在しなのか」ということです。
結論から言えば、無料でSFAを実践する方法もあります。具体的には大まかに分けて下記のような3つのパターンが考えられます。
(1)無料のSFAサービスを利用する
種類は豊富でないものの、無料で利用できるSFAというものも存在しています。ですが、実はこれを利用している企業は少数派であるというのが現状です。少数派である理由ははっきりしていませんが、やはりどうしても無料のサービスに対する「信頼感」というものが影響しているのではないかと考える人もいるようです。
また、一部のSFAでは機能や利用期間を限定して無料で利用でき、後に有料に切り替えられるものもありますが、これらはあくまで導入を検討するためのサンプルであると考えた方がよいでしょう。本格的な利用に足るサービスが無料で提供されるケースは滅多にありません。
(2)表計算ソフトを利用する
無料でSFAを実践すると考えた時、いちばん多くの企業が実際に選択している方法がこれです。
ご存知「Excel」などに代表される表計算ソフトを利用すれば、顧客管理、商談管理、スケジュール管理もできます。多くの企業PCにはすでにインストールされており、追加でコストをかけずに済むのではないでしょうか。
ですが、できるのはごく初歩的なSFAと考えた方がいいでしょう。
このやり方の場合、例えばファイルが増えすぎてしまうというデメリットがあります。
顧客管理で1つのフォルダ、商談管理で1つのフォルダ……と、整理したいデータやチームごとにフォルダが増えつづけ、後で何かをさかのぼって調べようとした時、大変な労力が必要になってしまいます。
また、こうしたファイルが社員個々のPCで管理されているようなケースも多く、情報共有という面では万全ではないかもしれません。
(3)クラウド型表計算ソフトを利用する
近年、急速に発展しているのがクラウド型表計算ソフトです。
ソフトウェアをPCにインストールするのではなく、インターネット上の特定のページにアクセスすることで利用可能な表計算ソフトで、データの出入力もすべてインターネット上で行なわれます。
こうしたサービスは多くの場合、無料で利用できます。機能は一般的なオフラインの表計算ソフトとほぼ変わらず、1つのデータを複数の社員で編集しやすいというメリットもあり、これもSFAの一環として利用されることが多いようです。
しかしそれでも上で述べたようにファイルが乱立してしまうことや、それにより検索が不便になるなどのメリットは依然としてあります。
SFAの選び方
前項でご紹介したように、無料でSFAを実践する方法もあります。
SFA未体験の企業様がちょっと触りだけ試してみる…というような場合であればこれらの方法でもいいかもしれません。しかし、有料SFAを選択した場合、やはり有料ならではの高いパフォーマンスを実感いただくことができますし、何より長期間継続して利用することで真価を発揮するSFAにおいて、「おためし」の期間はもったいないとも言えます。始めるなら早い方がよいでしょう。
ではここで、もし貴社が有料SFAの導入を検討する際の、選択のポイントをお伝えいたします。
私たちが考えるポイントは2つあります。
●最初からコストをかけすぎないこと
中にはSFAの導入に失敗し、導入したはいいがろくに使われずに解約してしまう…という企業もあります。こうした失敗の背景にあるのが、多くの場合「高コストすぎる」という点です。
SFAの導入を決定する、企業の管理部や情報システム部の方々は、どうしても「多少高くても高機能なものを」と考えてしまいがちです。もちろんそこに悪意はなく、あくまで親心なわけですが、実際にそれを使う営業部署からすると機能が過剰すぎて使いこなせない場合もあります。
結果、SFAを立ち上げることが面倒になり、やがて誰も使わなくなって「高い金を払いつづけるのはもったいない」と解約してしまうのです。
こうした悲劇を回避するためにも、SFA選択の際は誰がどんな目的で使うのかをよく検討し、「最低限」から始められる低コストなものを選ぶのが良いでしょう。利用範囲も最初は小さく、スモールスタートすることをおすすめします。「まずは今Excelでやっている顧客管理だけ、SFAに切り替えてみよう」といったところから始め、徐々にその範囲を広めていくのが失敗のない導入です。
●誰にも使いやすいものを選ぶこと
SFAはみんなで使うことで初めて本来の役割を果たします。つまり、大勢の知識や経験を入力することでそれが集合知となり、部署や会社のこれからに活かせる…というシステムです。
つまり、使われなければ意味がないのです。
SFA選択の際、画面の設計や入力システムなど、なるべく分かりやすく、誰にでも使いこなせるものを選ぶようにしましょう。とかく営業マンというのは忙しく、マニュアルを熟読して複雑な使い方を身に着ける時間もありませんし、毎日の入力に時間がかかるようなシステムは敬遠されます。そうして誰かが使わなくなると、データが蓄積されない→SFAとして機能不十分になる→使わない人が増える→さらにデータが蓄積されない…という典型的な悪循環が発生してしまうわけです。
SFAは「やさしい」に越したことはありません。
まったくIT知識がない人にも十分に使えるようなものを選びましょう。
営業ツールの主な種類② MA
MAとは、Markething Automationの略です。文字通り、企業のマーケティング活動を自動化できるツールです。
例えば、一般的な企業の営業活動として、自社に問合せをしてきた見込み顧客に対して、営業担当者が接触、見込み顧客の現状をヒアリングし、商談へと繋げるという一連の流れがあります。しかし、現実問題として問合せ=即商談となるわけではありません。単なる情報収集だったり、決裁権を持ってなかったりと様々な理由で商談に繋がらないケースがあります。こういった様々な背景を持つ見込み顧客を確度や緊急度合いを元にセグメンテーションを行い、それらのセグメントに応じて、メールマガジン配信やWEB広告といった営業活動を自動的に行ってくれるのがMAツールの役割です。
さらにMAツールについて知りたい方は下記リンクよりご覧ください。
関連リンク:https://www.bluetec.co.jp/knowledgesuite/service/sfa/article/what-is-ma/
営業ツールの主な種類③ CRM
CRMとは、Customer Relationship Managementの略で、「顧客関係管理」と訳され、顧客と良好な関係を構築・維持することを目的としたツールです。具体的には、顧客の会社名、住所、業種、などの基本的な情報から、顧客の抱える課題、担当者の趣味嗜好などにわたるまで、顧客折衝で得た情報を全てCRMに蓄積し、今後の営業活動やカスタマーサポート、マーケティング活動等に活かしていきます。
さらにCRMツールについて知りたい方は下記リンクよりご覧ください。
関連リンク:https://www.bluetec.co.jp/knowledgesuite/service/crm/article/crm-necessity/
関連リンク:https://www.bluetec.co.jp/knowledgesuite/service/crm/article/cloud-crm/
関連リンク:https://www.bluetec.co.jp/knowledgesuite/service/crm/article/what-is-crm/
自社に合った営業効率化ツールを選ぶためのポイント
さて、現代において必須とも言える営業効率化ツールですが、近年では様々な機能を持ったツールがリリースされており、こういったITツールに明るくない方にとってそれらの中から1つを選ぶというのはなかなか難しい問題です。そこで、ツールを選ぶためのポイントを3つに分けてご紹介します。
自社の課題は何か
最も大切なのは、自社が営業活動においてどういった課題があるのかを明らかにすることです。
例えば、顧客情報を管理できていないのか、商談化率が低いのか、受注率が低いのか、それらが明確になること、必然的にどんな機能を持ったツールが必要なのかも見えてくるでしょう。
費用対効果
機能面だけでツールを選ぼうとすると、多機能でどんなことにも対応できるようなツールに目が行ってしまいますが、多機能であるということはそれだけ複雑であり、利用料金も高くなります。機能はもちろん大切ですが、自社にとって必要のない機能はついていないか、操作が複雑すぎないかを事前に確認し、自社にとって費用対効果が見合うものを選ぶことが大切です。
サポート体制
最後に重要なのはサポート体制です。GoogleやMicrosoftをはじめ、ITツールの主流は海外にあるため、海外製のツールは機能面、価格面でも優れたものが多いです。しかし、運営会社が外国である為、十分なサポート体制が整っていません。例えば、サポート担当者が外国の方で、日本語を上手く話せなかったり、WEB上にあるヘルプがすべて英語で書かれていたりなどの問題は良く見受けられます。
特に営業ツールは導入後いかに社内に定着させるかがキモとなります。そういったところまで、しっかりとサポートし、気軽にコミュニケーションが取れるような体制構築がなされている企業を選ぶことも、ツール選びにおいて欠かせない要素の一つです。
営業活動を効率化する営業ツール3選
営業活動を効率化させるツールの中でも、オススメできるツールを使用用途別に紹介いたします、
何を選べばいいのか分からないという方も、下記のツールを基準にすることで選びやすくなるかもしれません。
営業プロセスを最適化できるツール
これまで営業活動のプロセスの全ては、社内に公開されていないことが多く、あくまで個々の営業担当者がそれぞれ情報を管理していました。しかし、それでは会社側で営業の進捗を管理できず、仮に営業活動に問題があったとしても把握するのが遅れてしまいます。
全社的に営業活動の状況を把握し、より早くPDCAを回していくためにも、営業活動を素早く社内に共有し、電話やメール、対面での活動を効率化させるような機能を持つツールが望ましいです。
Knowledge Suite
SFAの他、CRM、名刺管理、グループウェアなど、企業活動に必要なツールがオールインワンで使える総合ビジネスアプリです。顧客情報管理、名刺管理、商談管理の機能がついており、全ての情報を同一のデータベースで参照できる為、情報共有の迅速化や営業同士の連携向上に役立ちます。また、メール配信機能もついておりメールでの営業活動の自動化にも貢献します。
また、料金プランが他ツールと異なるのも特長の1つです。一般的なツールでは、ユーザー数による課金となるため、利用ユーザーが増えるほど料金が高額になりますが、企業単位による課金のため利用ユーザー数がいくら増えても定額となります。そのため、先ずはスモールスタートで徐々に利用人数を増やしていこうという使い方にも適しており、社内のDX化が進んでいない中堅中小企業に最適なツールです。
●製品ページ:https://www.bluetec.co.jp/knowledgesuite/
リード獲得に効果的なツール
リード獲得には、様々な手段があります。例えば、メール配信、広告出稿、テレアポなどが挙げられます。しかしメール配信は許諾を得たアドレスにしか配信できない為、十分な顧客リストを持っていない企業には見込みの低い施策となります。また、広告出稿もマス・WEBを問わず広告費や、クリエイティブ製作費などがかかる為、予算の面から実行する余裕のある企業は限られます。そのため即効性かつ、イニシャルコストが安いという観点で見ると、リード獲得にはテレアポが最も代表的な手法と言えるでしょう。
そういったテレアポの効率化に役立つのか営業リスト作成ツールです。営業リスト作成ツールはリスト作成費の安さや、リストの元となる企業データベースのデータ量、正確さという観点で選ぶといいでしょう。
Papattoクラウド
『Papattoクラウド』は約63万社の会社HPから収集した詳細な企業データから、自社製品に最適な企業リストを抽出できる、営業・マーケティング用のリスト作成ツールです
住所、電話番号、業種などはもちろん部署ごとの情報や「展示会出展」「海外進出」といった76種の【活動タグ】、「テレワーク」「IoT」といった135種の【分野タグ】により、さらに的確なターゲティングが可能になっており、質の高いリストを作成できます。また、部署直通の電話番号なども掲載されているため、電話営業などのリード獲得施策をより効率的に行えます。
製品ページ:https://www.bluetec.co.jp/bsuite/service/papatto/
既存顧客の育成ができるツール
受注した既存顧客のクロスセルや見込み顧客の育成は、新規顧客の獲得と比較して後回しにされる傾向にありますが、近年ではその重要性を見直され、多くの企業が既存客のナーチャリングに乗り出しています。リードナーチャリングに最適なツールとして、既存顧客の行動履歴などを計測し、事前に設定した施策を自動的に行ってくれるようなMAツールが適しています。
SATORI
リード獲得とリードナーチャリング(見込み客から顧客への引き上げ)の両方を実行できるMAツールです。リード獲得という面では、ランディングページの作成や問い合わせフォームの最適化、WEBサイト上でのポップアップ表示といった機能があります。それによって収集したリード情報はスコアリングして、見込みレベルに応じて管理することが可能です。
また、リードナーチャリングに有効なのが、メルマガ配信機能です。任意の条件を満たしたリードに対して、自動でメールを配信することができ、情報提供メールからクロージングのためのメールなど、見込み顧客の段階に応じてメールの文面を変えることで効率的なリードナーチャリングが可能となります。
●製品ページ:https://satori.marketing/
営業のコミュニケーションを効率化する営業ツール4選
営業活動の効率化には、営業同士の情報共有の効率化や、顧客とのコミュニケーションをより効率化できるツールが必須となります。そこで今回は営業活動に発生するコミュニケーションを効率化させるツールとして、「ナレッジ共有」、「会議」、「リアルタイムコミュニケーション」、「商談」という4つの観点から紹介します。
ナレッジ共有を効率化できるツール
ナレッジ共有とは、ビジネスにおいて個人に属人化されがちなノウハウを、その企業に属する従業員間で共有する動きのことです。優秀な社員が培ったノウハウが他の社員にも伝わることで、企業全体の生産性や売上の向上に繋がります。
そのため、ナレッジ共有の効果を最大限発揮するには、社内展開のしやすいツールを選ぶことをオススメします。
Shelter
『Shelter』はWEBブラウザ上でデータベースの作成や管理が行えるクラウドサービスです。ナレッジを蓄積、共有するデータベースとしての役割のほかにも、タスク管理や問い合わせ管理など様々な業務に使用するアプリケーションをプログラミングの知識なしで作成できるため、ナレッジ共有に関わらず社内における様々な課題に対応できるのが最大のメリットです。
また、何人で使用しても月額利用料は定額のため、社外の取引先の従業員との情報共有にも役立てることができます。社内、社外に関わらず展開がしやすいため、情報共有の効率化を図りたいという方にオススメです。
●製品ページ:https://www.bluetec.co.jp/shelter/
チーム会議の効率化ができるツール
近年ではテレワークなどで、オフィスにメンバーが揃わないという場面が少なくありませんし、時には社内の会議室が全て使用されているといったことも少なくありません。そんな時に活用できるのがWEB会議ツールです。WEB会議であれば、場所を問わず会議を開催できますし、会議内容を録画することも可能なため、通常の対面の会議と比較しても様々なメリットがあります。
そういった観点から、WEB会議ツールには「録画機能」や議事録作成の為に高精度な「文字起こし機能」がついているものをオススメします。
Google Meet
『Google Meet』 は無料版と有料版の2つがありますが、まず特徴として言えるのが無料版でも十分に利用できるツールということです。完全クラウドで作動するツールな為、アプリをわざわざインストールする必要もなく、参加する分にはGoogleアカウントの作成も必要ないという手軽さがウリです。また、無料版でも100人まで参加できる為、チーム内の会議であれば不自由することはないでしょう
また、高精度なGoogle文字お越し機能を無料で使えることもメリットの1つですが、録画機能に関しては有料版でなければ利用できない点には注意が必要です。
●製品ページ:https://apps.google.com/intl/ja/meet/
リアルタイムにコミュニケーションがとれる営業ツール
メールや電話などのコミュニケーションが基本という企業は少なくないと思います。しかし、メールでは、送信先の相手がメールを読んだか分からず、返信が来なくてヤキモキしたり、催促メールを作成する手間が発生したりとリアルタイム性に欠けるというデメリットがあります。また、電話はリアルタイム性という点ではメールより優れていますが、電話してる最中はそれ以外の業務をするのが難しいため、「相手の時間を奪ってしまうのでは」と考え、電話をかけることを躊躇してしまう人も少なくありません。たとえ、電話に出たとしても、その場で直ぐに回答できないような話なら、後で折り返し連絡したり、結局メールを作成したりといった手間が発生する等、電話でのスピード感が無意味となるケースも多々あります。
これら二つの手段の中間となるコミュニケーション手段がビジネスチャットです。チャットであれば
既読機能やスタンプ機能などで、返信がなくとも相手が読んだことを判別できますし、テキスト送信後に誤りがあれば、送信後からでも修正できる機能があります。相手の時間を取る必要性もないため、メールや電話より、更に気軽にコミュニケーションができるでしょう。
ビジネスチャットツールは、少人数の利用であれば無料でも十分活用できるツールが多くありますが、もしある程度の人数で利用するなら有料ツールの検討をオススメします。
その際は、「価格」「使いやすさ」「セキュリティ」という観点で選択しましょう。
Incircle
Incircleは基本的なチャット機能はもちろん、直感的な操作性が特長のビジネスチャットツールです。
料金も1IDにつき180円とリーズナブルで、公的機関に採用されるなどセキュリティの高さに定評があります。通信だけでなく端末や、サーバー内でも暗号化を行うことによって、外部への情報漏洩を防ぎます。常に通信データをバックアップしているので端末の破損時などの不測の事態にも対応でき、コンプライアンスの徹底が求められる企業が利用するビジネスチャットとして最適なツールです。
●製品ページ:https://www.bluetec.co.jp/incircle/
商談におすすめのツール
商談の際に活用できるツールと言えば、WEB商談ツールです。先ほど紹介したWEB会議ツールを商談に活用しているケースもあるかと思いますが、この二つには明確な違いがあります。WEB会議ツールは、インターネット回線を用いて会議を行う一方、WEB商談ツールは、音声通信には電話回線を用いているため、より高音質かつ安定的な通信を可能としています。そのため商談のような重要性の高い場面では、WEB商談ツールの活用をオススメします。
WEB商談ツールを利用するなら、「利用の際に事前登録やユーザー側のインストールが必要ないこと」、「社内展開のしやすさを重視して利用ユーザー数に制限がないこと」、この二つを兼ね備えたツールを選びましょう。
VCRM
VCRMはオンライン商談ツールとして、画面録画や資料共有、文字お越し機能を備えているほか、最大の特長は利用ユーザー数に制限がないことです。ルーム課金制のため、使用数が少なければそれだけリーズナブルにランニングコストをおさえられるというメリットがあります。また、商談相手に関しては会員登録やインストールの必要が一切なく、電話で会話しながらWEB商談に誘導することができます。
●製品ページ:https://www.bluetec.co.jp/vcrm/
『Knowledge Suite』のSFAが選ばれる理由
私たちブルーテック株式会社が提供する総合ビジネスアプリケーション『Knowledge Suite』もSFA機能を搭載しており、おかげさまで全国7,500社以上の企業様にお使いいただいています。なぜ多くの企業様にお選びいただけるのか、その理由は意外下記のようなものです。
圧倒的な低コスト
前述のように多くのSFAが「ユーザー1人につき〇円/月」という料金形態をとる中、『Knowledge Suite』は「月額固定料金」となっています。つまり何人、何百人でお使いいただいても月額料金が変動することはありません。
しかもSFAをご利用の場合、「月5万円~」という圧倒的な低価格でお使いいただけるのがポイントです。これなら導入のハードルはかなり低く、大勢でも安心してお使いいただけるのではないでしょうか。
大勢で使えばデータが多くたまる→有効なSFAとなる→さらにみんなが使う→データがもっとたまる…という、好循環が展開できるようになります。
初めてでもすぐ使えるシンプル設計
『Knowledge Suite』は、すべての操作がシンプルで分かりやすく設計されています。実際に使用する営業担当の皆さんはマニュアルを読む機会すらほとんどないのではないでしょうか。
これも「みんなで使って好循環を生み出す」ための工夫の1つです。前述のように、操作に手間取るようなSFAでは営業マンから敬遠され、やがて無用の長物と化してしまうことを知っているからこそ、私たちは徹底して「使いやすさ」を追求しています。
オールインワンであること
『Knowledge Suite』は総合ビジネスアプリケーションです。SFAのほか、会社組織全体のコミュニケーションを円滑にする「グループウェア」や、話題の名刺管理機能も搭載しており、それぞれがデータを連携させ、効果的に機能しています。SFAはA社のソフト、グループウェアはB社のソフト…と操作や管理が煩雑になることなく、検索やデータ分析がスムーズにできます。
クラウドサービスであること
『Knowledge Suite』はPCにインストールして使うパッケージソフトウェアではなく、すべての機能がインターネット上で機能するクラウドサービスです。
つまりあらゆるデータが「共有されること」を前提として設計されていて、情報共有による効率化や意思決定の高速化といったメリットをあますところなく享受していただけるのです。
もちろん、ご利用企業様の貴重な情報を処理する以上、セキュリティも万全。第三者機関の監査によるセキュリティ対策や、信頼できる国内サーバの利用など、安心してお使いいただける環境をご提供しています。
マルチデバイス対応
PCはもちろん、スマートフォン、タブレットにも対応しているのが『Knowledge Suite』です。
外出先であってもオフィスでPCを操作するとの変わらないパフォーマンスが発揮でき、いつでも必要なデータにアクセスできる他、短時間の業務のためにわざわざオフィスに戻るような非効率をなくすことができます。
まとめ
営業活動において活用したいツールを用途別に紹介しました。先ずはツールを選択する前に、自社でボトルネックになっているのはどういった部分なのか、現場の従業員にヒアリングを行い、課題を洗い出しておくことが大切です。情報共有なのか、営業効率なのか、リード獲得なのか、課題をハッキリとさせておくことで、導入すべき営業ツールが見えてくるでしょう。
いかがでしたでしょうか。
本稿では無料でSFAを利用するいくつかの方法や、有料版の優位性、選び方などをお知らせしてきました。そんな中、私たちブルーテック株式会社がおすすめするのはやはり『Knowledge Suite』です。
『Knowledge Suite』をちょっとだけ覗いてみたいという方は、無料トライアルの利用もご検討ください。
SFA機能は利用できませんが、操作感やクラウドの利便性はきっとご体感いただけます。
無料トライアルのお申込み方法を含め、『Knowledge Suite』のより詳しい情報は、下記の『Knowledge Suite』サービスサイトからご確認ください。最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
【『Knowledge Suite』サービスサイト】https://www.bluetec.co.jp/knowledgesuite/service/sfa.html
営業ツールについてのよくある質問
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・営業ツールとは
営業ツールは、主に企業の営業活動を支援するために使用されるITソフトウェアのことです。例えば、SFAや名刺管理CRM、MAなどが営業ツールにあたります。
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・営業ツールを使い分ける意味は?
ツールの中には営業活動全体をサポートしてくれるものもありますが、各業務プロセスや場面に特化した機能を持つ物もあります、そのためツールが特化した分野に応じて、使い分けることでより効果的に業務の効率化を図れます。
【執筆者】
松岡 禄大朗