訪問販売でインターホンを突破する方法|興味をひいて話を聞く理由を作ろう
「訪問販売でインターホンを突破できずに辛い」
「成果が出せず会社で肩身が狭い」
「収入が低くなり生活が苦しい」
以上のように悩んでいる方もいるでしょう。
そこでこの記事では、訪問販売でインターホンを突破する方法について紹介していきます。
成果が出せずに落ち込んでしまうことが多い方や、今以上に成果を出していきたいと感じている方は参考にしてみてください。
【この記事の目次】
訪問販売でインターホンを突破できる確率は低い
はじめに知っておくべきことは、訪問販売でインターホンを突破できる確率はとても低いという事実です。
どれだけ優秀な人が行っても、訪問販売でインターホンを突破できる確率は9割ほどです。
そのため、断られ続けたとしてもあまり悲観する必要はありません。
「こういうものなのだ」と受け止めるようにしましょう。
この事実を覚えておくだけでも自分を責めすぎずに済みます。
営業の仕事に対して強いストレスを抱えている方は、考え方から変えていきましょう。
訪問販売でインターホンを突破する方法
インターホンの突破率を高めていく方法としては以下5つが挙げられます。
- 事前にチラシを配る
- カメラとの距離感に気をつかう
- 興味づけをする
- お伺いを立てずに言い切る
- カメラから少し離れる
知っておけばすぐにできるものもあるので、ぜひ次回の営業から実践してみてください。
訪問販売でインターホンを突破する方法①事前にチラシを配る
訪問する前にチラシを配ることで、商品やサービスに関心のある人を見つけやすくなります。
告知しておけば「ちょうど探していた」という人が、相談したいことをまとめておいてくれるからです。
あなたが訪問するときには「〇〇について知りたい」と相手から質問されることもあります。
興味をもってくれる人はそこまで多くありませんが、好意的に話しかけてくれるので仕事のストレスも軽減するでしょう。
訪問時にも「先日お配りしたチラシについてなのですが」などと話のネタにもなります。
話の入り方に苦手意識がある方におすすめの方法です。
訪問販売でインターホンを突破する方法②カメラとの距離感に気をつかう
営業マンからするとドアを開けてもらえて始めて「接点ができた」と感じるものです。
しかし、訪問される側からすればインターホンに映る営業マンの姿が第一印象になります。
カメラにはしっかりと自分の姿が写るようにし、遠すぎず近すぎない距離を保ちましょう。
カメラに顔が近すぎると威圧感があり、遠すぎると顔がよく見えない可能性もあるからです。
目安は軽く腕を伸ばしたくらいの距離です。
背が高い方は少し屈んで顔が見えるように配慮もしましょう。
ただし、話すときはインターホンに近づいた方が相手に伝わりやすいです。
相手が応答してくれたら距離を調整するようにしてください。
カメラとの距離感に気をつかうことで、相手が警戒しにくくなって応答してもらえる可能性が上がりますよ。
訪問販売でインターホンを突破する方法③興味づけをする
相手が応答してくれたらあなたの話に対して興味づけを行い、玄関先で対応してもらえるようにしましょう。
いきなり営業トークを始めたり「挨拶に伺っています」と言ったりするのは避けたほうが無難です。
営業トークをすると「結構です」と断られますし、挨拶の場合には「資料を入れておいてください」で済まされてしまうからです。
インターホン越しに話す際には以下3つのポイントを意識してください。
- 他の予定で近くに来たと伝える:押し売り感がなくなる
- 相手のメリットを提示する:話に興味をもってもらう
- 数分で終わると伝える:話に応じる心理的ハードルを下げる
「近くによる機会があったので、お得なプランの紹介に来ました」などと伝えましょう。
「売りつけられる」と思わせないようにすることで、玄関先での対応をしてもらいやすくなります。
「数分で終わる」と告げる以上は、その数分で次回の約束を取り付けるようにしましょう。
もちろん、相手が興味を示してきた場合にはその限りではありません。
また、書類を確認しながら話すと顧客が「重要な話かも」と感じるため、成功率が高まりますよ。
訪問販売でインターホンを突破する方法④お伺いを立てずに言い切る
相手の興味を引き出せたら、玄関先での対応を促しましょう。
ここで大切なのは相手のお伺いを立てずに言い切ることです。
・お伺いを立てる:「玄関先で対応してもらっても、よろしいでしょうか?」
→断る隙があり拒否される可能性が高い
・言い切る:「玄関先での対応をお願いします。」
→断りにくくなるためドアを開けてもらいやすい
言い切る際には堂々と玄関先での対応が当たり前といった空気で行いましょう。
「そういうものなのか」と思わせれば自然な形で対応してもらえます。
強引な感じがして少し抵抗がある方もいるかもしれませんが、とくに気にする必要はありません。
ほとんどの場合、玄関先での対応を断る人に明確な理由はないからです。
断る心理としては「なんとなく面倒」「よくわからないしいいや」などといった感じです。
本当に案内が不要な場合には言い切っても断ってきます。
言い切ることでなんとなく断ってくる人に対してアプローチできるので、ぜひ実践してみてください。
訪問販売でインターホンを突破する方法⑤カメラから少し離れる
玄関での対応をお願いしたらカメラから少し離れるようにしてください。
カメラから離れると相手からはあなたの姿が見にくくなります。
そのため、相手はあなたが玄関での対応のために準備しているように感じるのです。
結果として相手がドアを開けてくれやすくなるので、試してみてください。
また、カメラから離れる際に資料の準備をするなどの工夫を行うとより効果的です。
訪問販売でインターホンを突破する場合の注意点
ここまで訪問販売でインターホンを突破する方法を紹介しました。
紹介した方法を実践するしないに関わらず、特定商取引法に従って営業を行なってください。
特定商取引法においては訪問販売をする場合、以下3点を伝えることが義務付けられています。
- 社名
- 契約締結に関する勧誘であること(営業であること)
- 販売する商品やサービスの内容
インターホンを突破したいあまりに、営業であることを隠さないように注意しましょう。
以上3点をしっかりと伝えた後に、興味づけを行なうなどして玄関での対応を促してください。
違反した場合には、クーリングオフ制度によって契約が取り消されたり、民事裁判の対象になるリスクがあります。
まとめ|訪問販売でインターホンを突破して成果をあげよう
訪問販売でインターホンを突破する方法を紹介しました。
インターホンを突破するためには、相手の興味を引き立ててあなたの話を聞く理由を作ることが重要です。
チラシを事前に配ったりメリットを提示したりして工夫してみてください。
ただ、これらを実践しても対応してもらえる確率は低いものです。
見ず知らずの人にアプローチするため、誰がどんな方法で行っても低くなってしまうのは仕方ありません。
失敗が続いたとしても自分を責めすぎないようにしましょう。
自信を失った状態では成功率がより下がってしまいますし、ストレスが溜まってしまうので注意してくださいね。