BtoC営業を行っている業界3つと仕事内容を紹介
- 「BtoC営業について知りたい」
- 「業界ごとの営業の特徴について知りたい」
- 「営業職に就職・転職したい」
就職や転職をする際には、業界分析が欠かせません。
BtoC営業を仕事にしたいと考えている人は、BtoC営業について理解を深めていきましょう。
この記事では、BtoC営業とは何か、業界ごとの営業の仕事内容について紹介します。
BtoC営業への就職や転職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
【この記事の目次】
BtoC営業とは?BtoB営業の違いも理解しよう
BtoCとは、「Business to Consumer(Customer)」の略であり、BtoC営業は個人を相手に行う営業のことを指します。
BtoC営業と反対の意味の言葉として知られているのが、BtoB営業です。
BtoBは、「Business to Business」の略であり、BtoB営業は法人(企業)を相手に行う営業のことです。
営業相手が違うので、扱う金額も営業トークの仕方も異なります。
同じ営業と言っても、仕事の仕方がかなり違うため、注意しましょう。
BtoC営業をしている業界は多くある
営業は職種の1つであり、業界ではありません。
つまり、さまざまな業界に営業職があるのです。
この記事では、BtoC営業をメインに行っている業界として以下3つを取り上げます
- 保険
- 不動産
- リフォーム
この記事では、以上3つの業界を取り上げ、それぞれの営業職の仕事内容を紹介していきます。
①保険業界のBtoC営業
保険営業は、個人の顧客に対して生命保険や医療保険などの保険を販売する仕事です。
人によって最適な保険も異なるため、顧客ひとりひとりの生活スタイルなどを見極めて保険を紹介します。
保険営業のやり方としては、大きく分けて以下2つがあります。
- 顧客の自宅を訪問する
- 保険代理店に来店した顧客の対応をする
①の飛び込み営業と呼ばれる営業方法が主流です。
面識のない顧客の自宅を訪問するため、断られる確率が高いです。
一方で、「保険は難しいから諦めていた」という顧客の背中を押せたときには、大きな達成感があります。
②不動産業界のBtoC営業
不動産営業では、賃貸物件の紹介をしたり、物件を販売したりします。
賃貸の営業では、物件を探しにお店に来た顧客に対して営業します。
契約する気がある人を相手にするので、飛び込み営業の必要はありません。
逆に、物件を販売する場合には、飛び込み営業やテレアポ(電話での営業)を行って顧客を探しに行きます。
基本的に、顧客と不動産会社・大家の仲介をする形になるので、高いコミュニケーションスキルが求められる仕事です。
ただ、チラシやCMなどの宣伝から問い合わせをしてくる顧客に対して営業をかけるケースもあるので、覚えておくとよいでしょう。
③リフォーム業界のBtoC営業
リフォーム業界の営業では、家のリフォームサービスを販売していきます。
老朽化や家族の変化に応じて、最適なリフォームを提案する仕事です。
多くの場合には、飛び込み営業をして契約してくれる相手を探しますが、チラシなどを使うこともあります。
リフォームは扱う金額が大きいので、顧客から信頼してもらうための営業トークが大切です。
営業職として就活・転職をする際の注意点
企業によってはBtoBとBtoCの両方をやっていることもあります。
営業職として採用された場合、どちらに配属されるのかを事前に確認しておくとよいでしょう。
同じ営業とは言え、法人相手と個人相手では営業方法がかなり異なるからです。
法人は納期を守れるかなどの条件を重要視しますが、個人は「買ったらどうなるか」という感情を重要視します。
「買ったらどうなるか」は人によって違うため、それぞれにあわせた営業トークをすることが大切です。
論理立てて条件を説明するのが得意な人はBtoB、感情を揺さぶるトークが得意な人はBtoCが向いています。
あなたが得意だと感じる営業ができるよう、リサーチや面接時の確認を忘れないでください。
まとめ|BtoC営業は業界によって仕事内容が異なる
業界別にBtoC営業の仕事内容を紹介しました。
BtoC営業は個人を相手にするため、相手にあったトークをすることが重要です。
業界によって販売する商品が違います。
それぞれの商品の魅力を十分に理解して営業しましょう。
また、同じBtoC営業でも、店に来た顧客に対する営業と飛び込み営業ではやり方が異なります。
店に来た顧客に対する営業はインバウンド営業、飛び込み営業はアウトバウンド営業に分類されます。
営業職につくなら、インバウンド営業とアウトバウンド営業の違いも知っておきましょう。