テレワークでやる気がでない理由とその対処法|社員が集中できる環境を作ろう
「テレワークになってからやる気がでない社員が多い」
「どうにかして社員のやる気を引き出したい」
以上のように感じている方も多いでしょう。
テレワークを行うと仕事環境が変わるため、急にやる気がでなくなってしまう人もいるものです。
しかし、管理職や経営陣からすれば会社での勤務と同じくらいのパフォーマンスを出して欲しいものですよね。
そこでこの記事では、テレワークでやる気がでない理由ややる気を出してもらう方法について紹介していきます。
社員個人が気をつけるべきことと、上司としてフォローできることを分けて解説します。
自分自身でやる気をだしたい方も、部下のやる気を引き出したい方も参考にしてみてくださいね。
【この記事の内容】
- テレワークでやる気がでない人が多い理由5つ
- テレワークでやる気がでない理由①家族が気になってしまう
- テレワークでやる気がでない理由②リラックスしてしまう
- テレワークでやる気がでない理由③誘惑が多い
- テレワークでやる気がでない理由④孤独を感じてしまう
- テレワークでやる気がでない理由⑤成果が見えづらい
- テレワークでやる気をだす方法7つ
- テレワークでやる気をだす方法①身なりを整える
- テレワークでやる気をだす方法②勤務前に散歩をする
- テレワークでやる気をだす方法③仕事用の音楽を決める
- テレワークでやる気をだす方法④仕事用のスペースを作る
- テレワークでやる気をだす方法⑤場所を変えてみる
- テレワークでやる気をだす方法⑥休息を意識する
- テレワークでやる気をだす方法⑦コミュニケーションを意識する
- テレワーク下で社員のやる気を引き出す方法
- テレワークに役立つツール
- まとめ|テレワークでやる気がでない原因を解決して生産性を高めよう
テレワークでやる気がでない人が多い理由5つ
テレワークでやる気がでない主な理由としては以下5つが挙げられます。
- 家族が気になってしまう
- リラックスしてしまう
- 誘惑が多い
- 孤独を感じてしまう
- 成果が見えづらい
理由を明確にすることで対策が立てやすくなりますよ。
ここでしっかりと確認しておきましょう。
テレワークでやる気がでない理由①家族が気になってしまう
テレワークでは自宅で仕事をするため、家にいる家族が気になってしまうことがあります。
家族がのんびりとテレビを見ていたり、飼っているペットが寄ってきたりなど、仕事に集中しにくい環境になってしまうのです。
テレワークで仕事に集中するためには、家族からの理解も必要なのです。
テレワークでやる気がでない理由②リラックスしてしまう
プライベート空間である自宅での勤務では、仕事モードへの切り替えが難しいです。
そのため、仕事中なのにも関わらず無意識のうちにリラックスしてしまってやる気がでないのです。
仕事への切り替えをするための工夫が必要でしょう。
テレワークでやる気がでない理由③誘惑が多い
自宅には仕事から意識をそらす誘惑が多いことも、やる気がでない原因になります。
たとえば、大好きな漫画・スマートフォン・テレビなどです。
仕事に関係のないものが視界に入ると、仕事への集中が切れてしまうのです。
仕事をするスペースを工夫する必要があります。
テレワークでやる気がでない理由④孤独を感じてしまう
テレワークでは一緒に働いている仲間の姿が見えにくいため、孤独を感じることもあります。
1人で黙々と作業をする環境に慣れず、なんとなく気分が沈んでいってしまうのです。
他の人が仕事に熱心に取り組んでいる姿を見ると「自分も頑張ろう」とやる気をだしやすいです。
しかし、テレワークではこういったやる気の出し方が使えないため、仕事へ集中できない状態に陥る人がいます。
コミュニケーションを密に取るなどで孤独を取り除く工夫が必要です。
テレワークでやる気がでない理由⑤成果が見えづらい
テレワークでは自分が行った仕事の成果が見えにくくなりやすいです。
オフィスで仕事をする場合には、上司に仕事の成果を報告する際にフィードバックが得やすいです。
しかし、テレワークだと必要最低限の業務連絡だけになりがちで、自分が行った仕事が評価されているのかどうかが分かりにくくなります。
結果として「自分は何か役に立てているんだろうか」「意味のある仕事ができているんだろうか」などと不安に駆られてやる気がでないのです。
テレワークでやる気をだす方法7つ
ここまでテレワークでやる気がでない理由について紹介してきました。
やる気をだしたい場合には、以下7つの方法を実践していきましょう。
- 身なりを整える
- 勤務前に散歩をする
- 仕事用の音楽を決める
- 仕事用のスペースを作る
- 場所を変えてみる
- 休息を意識する
- コミュニケーションを意識する
それぞれ対処できる原因が異なります。
自分や部下にあった方法を実践するようにしましょう。
テレワークでやる気をだす方法①身なりを整える
仕事モードに切り替えるのが難しいと感じている場合には、身なりを整えることを意識しましょう。
自宅での勤務では服装が自由であることも多く、リラックスしやすい服を着ている方もいるかもしれません。
しかし、プライベートと同じような服装だと無意識にリラックスしてしまいやすいです。
そのため、仕事で着る服を決めておき、出社する時と同じようにシャワーを浴びたり髭を剃ったりして身なりを整えましょう。
身なりを整えること自体が仕事モードへの切り替えるスイッチのような役割を果たしてくれますよ。
テレワークでやる気をだす方法②勤務前に散歩をする
出社が必要な場合には通勤時に朝日を浴びたり、体を動かしたりできるのでしっかりと体が目覚めた状態になります。
しかし、自宅で仕事ができるテレワークでは家に閉じこもりがちになります。
ずっと家にいると仕事をする準備が整わず、集中しにくいのです。
出社する時と同様に朝は近所の散歩に出掛けてみましょう。
散歩をすることで朝日を浴びられますし、運動になって体がしっかりと目覚めますよ。
テレワークでやる気をだす方法③仕事用の音楽を決める
仕事への切り替えをさらに強固にしたいのであれば、音楽の力も借りてみましょう。
仕事前に聞く音楽や仕事中に聞く音楽を1つに決めてみてください。
同じ音楽を流すことでその音楽を聞くだけで仕事モードに切り替わるようになりますよ。
仕事中に聞く場合にはなるべく歌詞がないものを選んでください。
歌詞があると言葉の意味に意識を持っていかれて、仕事への集中が下がってしまうからです。
音楽を聞くことで家族の生活音も気にならなくなる効果もありますよ。
仕事中に音楽を聞けない場合には、耳栓を活用するのもおすすめです。
テレワークでやる気をだす方法④仕事用のスペースを作る
仕事に集中するためには、仕事用のスペースを作ることが重要です。
仕事に必要なもの以外は視界に入らないようにすると、誘惑が減って集中力が高まりますよ。
部屋数がない場合には、部屋の一角にスペースを設けましょう。
壁に向かってデスクを設置すれば、視界が狭まるので仕事に不必要なものが目に入りづらくなりますよ。
デスクワークがつらくならないような椅子などを使うことも重要です。
ゲーミングチェアなどは長時間座っていても疲れにくい設計がされているので、おすすめです。
テレワークでやる気をだす方法⑤場所を変えてみる
「どうしても自宅では集中できない」という場合には、自宅以外の場所で仕事をすることも検討してみましょう。
コワーキングスペースやレンタルルーム・カフェなど、テレワーク対応をしている場所が増えてきています。
カラオケボックスやマンスリーマンションなどを利用するのもよいでしょう。
利用料金や周囲の環境などを考慮して、集中しやすい場所を探してみてください。
テレワークでやる気をだす方法⑥休息を意識する
テレワークでは仕事仲間と雑談をするなどの小さな休息がなくなりがちです。
そのため、自分自身で意識的に休息をとるようにしていきましょう。
適度な休息をとりたい場合には、ポモドーロテクニックがおすすめです。
ポモドーロテクニックでは、25分の集中時間と5分間の休息時間を1セットとして繰り返していきます。
時間を区切ることで高い集中力を長く継続しやすくなりますよ。
休息時間には以下を行うとより集中を保ちやすくなるので、試してみてくださいね。
- ・深呼吸
- ・ストレッチ
- ・外など遠くを眺める
- ・目を閉じて休む
- ・水を飲む
テレワークでやる気をだす方法⑦コミュニケーションを意識する
テレワークで孤独を感じてしまう場合には、意識的にコミュニケーションをとるようにしていきましょう。
テレワークでは相手の状況がよくわからないため「今声をかけても大丈夫かな?」などと連絡をためらってしまいがちです。
結果として必要最低限の連絡だけになり、孤独を感じやすいのです。
些細なことでも「これで良いのかな?」と疑問を感じた場合には、連絡をとって確認するようにしましょう。
そうすることで孤独感が軽減され、コミュニケーション不足によるミスも減りますよ。
テレワーク下で社員のやる気を引き出す方法
ここまでテレワーク下でやる気をだす方法を紹介しました。
社員のやる気を引き出したい場合には、ここまで紹介した内容をマニュアルにまとめて共有してみてください。
やる気がでなくて困っている社員が活用できるようにサポートしていきましょう。
そのほか、以下の取り組みを行うことでより強く社員のやる気を引き出せます。
- ・おすすめの仕事道具を紹介する(疲れにくい椅子など)
- ・休息時間を設けて皆で休むようにする
- ・雑談する時間を設ける
- ・評価基準を明確にして意識的にフィードバックする
- ・テレワーク用の拠点を用意する
社員個人が取り組めることには限界があるので、社内全体でやる気をだしやすい環境を整えていきましょう。
また、テレワークは自宅勤務以外にも種類があります。
テレワーク用の拠点を会社が用意することで、自宅で集中できない社員の手助けができますよ。
テレワークに役立つツール
テレワークを実施するには効率的なコミュニケーションを実現できるビジネスチャットツールが便利でしょう。
『DiSCUS』は、ビジネスシーンでも安心してお使いいただけるセキュリティ強度を誇っているうえ、メールアドレスだけで外部ユーザー招待が可能なので、顧客とのやり取りにも活用いただけます。
シンプルなチャットツールで、画面も見やすく操作性が良いため、ITツールに慣れていない方でも直感的な操作が可能です。導入方法や詳しい機能については、以下のリンクから無料資料をダウンロードして確かめてみてください。
まとめ|テレワークでやる気がでない原因を解決して生産性を高めよう
テレワークでやる気がでない理由とやる気をだす方法を紹介しました。
テレワークに慣れないうちはとくにやる気をだすのが難しいです。
オフィスでの仕事との大きな違いは仲間の姿が見えないことです。
ビデオ通話を定期的に行ってお互いの表情を確認し合うなどの工夫をしていきましょう。
社員たちが自分自身で工夫できるような方法を伝えたり、実践しやすい環境を整えたりしてみてくださいね。