チャットツールを手軽さで選ぶなら「ブラウザ型」がおすすめ|ツールの選び方を紹介
「チャットツールを利用したいが面倒な導入手続きは省きたい」
「普段使っているブラウザから利用したい」
「手軽でコストの低いツールを知りたい」
以上のように感じている方向けに、ブラウザで利用可能なビジネスシーンにおすすめのチャットツールについて紹介していきます。
手軽に導入できる便利さを備えつつも、高いセキュリティ性能で安心して使えるツールや、ツール選びのコツにも触れています。ツールを探している方やツール選びのコツなど基礎知識を得たい方は、ぜひ最後までご覧ください。
【この記事の内容】
チャットツールはブラウザで使える
結論から言うと、チャットツールはブラウザで使用できます。ツールにより対応しているブラウザは異なりますが、Google Chromeや Safari・Microsoft Edgeなどが代表的でしょう。
チャットツールはブラウザで使用するものの他にも種類があります。ブラウザで使用できるチャットツールは以下のように呼ばれることがあるので、覚えておきましょう。
- ・ブラウザ型(版)
- ・クラウド型(版)
- ・SaaS型(版)
ブラウザで使えるチャットツールのメリット
ブラウザで使えるチャットツールは他の形式と比較して、以下2つのメリットがあります。
- ①コストが低い
- ②すぐに使い始められる
①コストが低い
ブラウザ型のチャットツールは導入コストが低いのが特徴です。すでにシステムができあがっており、皆でシステムを共有して使う仕組みだからです。
チャットツールを導入しても「社員が使いこなせなかった」「結局メールや電話を使ってしまう」といった理由で、導入が失敗してしまうケースもあります。
コストが低ければ失うものが少ないため、気軽に試せます。「とりあえずチャットツールがどんなものか試してみたい」「リスクを抑えて導入したい」というケースにおすすめです。
なお、チャットツールの導入でよくある失敗と対策については以下の記事で解説しています。事前に一読して、導入準備に役立ててください。
>ビジネスチャットの導入に失敗しない方法|ありがちな失敗から逆算して対策しよう
②すぐに使い始められる
ブラウザ型はインターネット上にあるツールを使う形式なので、ユーザー登録をすればすぐに使い始められます。導入準備に時間がかからないのが嬉しいポイントです。
「すぐに効果測定をしたい」「すぐ利用して業務効率アップに取り組みたい」といったケースにおすすめです。
ブラウザで使えるチャットツールのデメリット
メリットもあれば当然デメリットもあります。メリットとデメリットを比較した上で、メリットの方が大きいと感じるのであれば導入を前向きに検討していきましょう。
また、デメリットについてはある程度なら対策できます。事前に対策についても確認して、後悔のない選択ができるようにしておきましょう。
ブラウザで使えるチャットツールのデメリットは以下2つです。
- ①カスタマイズ性が低い
- ②ハッキングリスクがある
①カスタマイズ性が低い
ブラウザ型はすでにシステムが確立されているため、機能や料金プランをカスタマイズしづらいです。
ツールによっては設定でカスタマイズできる部分がある場合もありますが、一から自社サーバーにシステムを構築するオンプレミス型などよりは劣ります。
「自社にピッタリのツールを使用したい」という場合には、オンプレミス型を利用する方がよいかもしれません。オンプレミス型チャットツールについては以下の記事をご覧ください。
>【ビジネスチャット】オンプレミス型のメリットデメリット・選び方のコツを紹介
ただし、ツール選びの段階で自社に必要な機能を洗い出すことである程度の対策が可能です。導入目的を達成するためにどんな機能が必要かを事前に社内会議などで確認してみてください。
②ハッキングリスクがある
どの形式のツールにも言えることですが、ハッキングされて情報が盗み取られるリスクがあります。
中でも複数の個人や企業がひとつのシステムを共有するブラウザ型は、集まる情報量が多いため狙われやすいとされています。
チャットツールにもさまざまなものがありますが、ビジネスに特化したビジネスチャットツールはセキュリティが強固なので比較的安全です。
ツールにより安全性を保つ方法が異なりますので、選ぶ際に納得のいく対策がされているツールを選ぶようにしてください。たとえば、暗号化や堅牢なデータセンターの利用などが挙げられます。
ブラウザで使えるチャットツールの選び方
導入するチャットツールを選ぶときには、以下5点についてチェックするようにしてください。
5点すべてをチェックしてツールを比較検討すれば、より自社に適したツールが見つかるでしょう。
- ①導入目的を達成できる機能があるか
- ②コストはどのくらいか
- ③無料トライアルはあるか
- ④操作がわかりやすくすぐに使えるか
- ⑤オンプレミス型の取り扱いはあるか
①導入目的を達成できる機能があるか
まずは導入目的を明らかにして、そのために必要な機能はなにか考えてみてください。導入目的を達成するためにツールを選ぶのですから、欠かしてはならない工程です。
たとえば、業務効率アップが目的なら「シンプルで使いやすいツール」「bot機能で作業を自動化できるツール」などを選ぶとよいでしょう。
②コストはどのくらいか
どのくらいコストがかかるのか、余裕をもって予算を確保できるかを確認しましょう。ツールの多くは、導入時にかかる初期費用と継続的にかかる月額料金の2つの料金が必要です。
ブラウザのツールは初期費用が無料であることが多いので、とくに注意すべきは月額料金です。ツールを安定して利用するためには継続的な支払いが必要なので、無理なく支払える料金設定のツールを選びましょう。
③無料トライアルはあるか
無料トライアルにてツールのお試しができるかどうかも確認するとよいです。無料トライアルを実施していないツールもありますし、実施していても期間や利用できる機能に制限があるケースもあります。
ツールが本当に生産性を高めるために役立つのかを十分に吟味できるか、確認しておきましょう。
トライアルがない場合には、通常料金を支払いながら使用感を確認することになります。導入範囲を狭めるなどしてコストを抑えるとよいでしょう。
④操作がわかりやすくすぐに使えるか
操作性(使いやすさ)はツールにより異なります。たとえ多機能で便利なツールでも、操作が難しくうまく使えない社員が出てしまうのであれば、生産性アップにはつながらないでしょう。
また、使い方に慣れるための期間や研修資料を制作する手間などもかかります。ツールの導入にどれだけの期間を充てられるのか、社員のITリテラシーはどれくらいなのかなどを考慮してみてください。
⑤オンプレミス型の取り扱いはあるか
会社の規模が大きい場合には、オンプレミス型を利用する方が向いているケースもあります。オンプレミス型は導入コストや手間がかかるかわりに、カスタマイズ性やセキュリティ性がブラウザ型より高いからです。
「ゆくゆくはより安全なオンプレミス型の導入を検討している」「まずは手軽なブラウザ型で使用感を確かめたい」という場合には、オンプレミス型への移行が可能なツールを選んでください。
そうでないと移行する際に再度ツール選びから始めなければならず、手間がかかり過ぎてしまうからです。
ブラウザで使えるシンプルなチャットツール『DiSCUS』
ビジネスチャットツール『DiSCUS』なら、ブラウザで使用可能ですし、オンプレミス型への移行もできます。
また、シンプルで操作しやすいデザインに仕上げています。実際に導入した企業からも「操作に関する社員からの問い合わせが少なく助かっている」と好評です。
無料トライアルも実施している為、実際に使ってから導入を検討したい方にもおすすめです。詳しく知りたい方は、以下のリンクから無料で資料を取り寄せてみてください。
まとめ|ブラウザで手軽にチャットツールを利用しよう
ブラウザ型のチャットツールは導入の手間やコストが少なく、手軽に使えるのが魅力です。
チャットツールの利用が初めての場合や、予算を抑えたい場合におすすめのツールと言えます。
業務連絡に使用するなら、セキュリティ対策が強化されているビジネスチャットツールを選びましょう。情報漏洩をしてしまうと業務効率を上げるどころか、賠償責任を負う必要が出てくるからです。
「ビジネスチャットツールについてさらに詳しく知りたい」「いろんなツールを比較して選びたい」という方は、以下の記事も併せてご活用ください。