【ビジネスチャットの普及率】自社にも導入すべき?実際に使っている企業の実態を紹介
「ビジネスチャットってどのくらい普及率があるの?」
「自社は時代の流れに遅れているかもしれないと不安」
「ビジネスチャットの導入についてぼんやりと考え出した」
以上のように感じている方向けに、ビジネスチャットの普及率や利用状況などを紹介していきます。
自社でビジネスチャットを導入するかどうかについて、他社の対応が気になる方はぜひ参考にしてみてください。
【この記事の内容】
ビジネスチャットの普及率に関する調査
ビジネスチャットの普及率については、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社が2017年2月に行った調査が参考になります。
調査によると「ビジネスチャットツールを利用している」と答えた企業は28.1%です。社内全体で利用しているのが12.1%、一部で利用しているのが16%となっています。約3割の企業がビジネスチャットを活用しているのです。
導入目的として多いのが、コミュニケーションの効率化です。具体的には「スピーディーなコミュニケーションができる」「会議時間の短縮が期待できる」「複数人での情報共有が容易になる」という期待から導入されているようです。
コミュニケーションの効率化に興味があるのであれば、選択肢の一つとしてビジネスチャットの導入を検討してみましょう。
そのほか、ビジネスチャットの導入にて得られるメリットについて知りたい方は以下の記事もご覧ください。
>ビジネスチャットの必要性・メールとの違いや導入の注意点を紹介
ビジネスチャットの普及率から見る利用状況
ビジネスチャットの普及率を調べた伊藤忠テクノソリューションズ株式会社は、2019年7月にすでにビジネスチャットを使っている企業への調査も行っています。
この調査結果を以下4つの項目に分けて紹介していきます。
- ①何年前から使用しているか
- ②他ツールとの使用割合
- ③今後も使いたいか
- ④導入後の課題
ビジネスチャットの普及率から見る利用状況①何年前から使用しているか
ビジネスチャットを使用している期間の調査結果は以下の通りです。
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・半年未満: 18.0%
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・半年以上 1年未満: 11.2%
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・1 年以上 3 年未満: 33.0%
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・3 年以上前: 37.9%
2019年時点で4割近くの企業が3年以上も使っていると答えています。普及率は3割程度ですが、実際に使っている企業はかなり前からビジネスチャットを導入しているのです。
3年以上も使い続けるだけのメリットを実感しているとも考えられます。
ビジネスチャットツールは無料トライアルを行っていることもありますので、興味があればまずは無料で実際に使ってみるとよいでしょう。
ちなみに『DiSCUS』なら20ユーザー分までなら機能や期限の制限なしに使用できます。気になる方は以下のリンクより無料トライアルを申し込んでみてください。
ビジネスチャットの普及率から見る利用状況②他ツールとの使用割合
ビジネスチャットを導入したとしても、電話やメールなどの既存の連絡ツールも残るものです。ビジネスチャットを導入している企業では、以下のように各種ツールを使い分けていました。
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・メール:55.4%
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・電話:24.5%
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・チャットツール:14.2%
以上の数字は使用状況の平均値です。連絡のおおよそ半分はメールで行い、チャットの使用は1割ほどということです。
社外との連絡でチャットを使用するなら相手企業からの理解が必要になります。調査データにはありませんが、この点によってチャットの利用割合が高まっていない可能性もあるでしょう。
社外での利用を検討している場合には、取引先の企業から理解を得られそうかを考えてみてください。
また、社外への連絡にビジネスチャットを活用するメリットや、ツール選びのポイントについては以下の記事を参考にしてみてください。
>ビジネスチャットを社外連絡に利用するメリットデメリット|ツール選びのポイントも紹介
ビジネスチャットの普及率から見る利用状況③今後も使いたいか
ビジネスチャットを導入した企業が、ツールを今後も使いたいかどうかについての調査結果は以下の通りです。
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・継続利用したい:61.1%
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・他のツールなら利用したい:13.6%
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・チャットツールは利用したくない:24.8%
6割もの人が継続的にチャットを利用したいと答えています。また、一部の人は他のツールなら利用したいと答えており、ツールによって使い勝手が異なることもわかります。
もしチャットツールを導入するのであれば、使い勝手のよいツールを探すようにしてください。
ビジネスチャットの普及率から見る利用状況④導入後の課題
ビジネスチャットを導入すると新たな課題が生じることもあります。導入後の課題についての調査結果は以下の通りです。
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・ツールを使いこなせない人がいる:44.5%
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・情報量が多く必要な情報を見落とす、見つけられない:33.6%
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・チャットの利用率が上がらない:33.0%
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・誰が何をどこまで確認しているかわからない:32.7%
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・来客中や深夜・休日等の対応できない時に連絡が来る:29.4%
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・確認や承認が本当に取れているのか不安になる:18.8%
操作方法がわかりやすいツールを導入したり、ツールの使い方を社員研修にて伝えたり、社内ルールを整えたりする必要があります。
「導入さえすればコミュニケーションが円滑になる」とは考えないようにしましょう。導入前にはしっかりとした準備が必要なのです。
以上のようなビジネスチャットの導入に伴う問題については、以下の記事で対策を紹介しているのでこちらも参考にしてみてください。
>ビジネスチャットのデメリットと対策方法|事前準備で導入を成功させよう
「時代に取り残されたくない」ならビジネスチャットを導入すべき
今後、ビジネスチャットの普及率は上がっていく可能性があります。
と言うのも、記事冒頭で紹介した2017年の調査結果では28.1%だった普及率も、2021年の日経BPコンサルティングによる調査では43%という結果が出ているからです。
調査対象になっている企業が違うので一概には言えませんが、感染症のリスクが日常的に意識されるようになった現在では対面する必要がないチャットツールはかなり役立つでしょう。
「時代の流れに沿った経営をしたい」「時代遅れにはなりたくない」という思いがあるのであれば、ビジネスチャットツールの導入を検討してみるとよいかもしれません。
セキュリティが強固で使いやすいビジネスチャット『DiSCUS』
ビジネスチャットの導入にてよくある懸念が「使い方を覚えるのが大変」「セキュリティ面が不安」の2つです。
画面設計がシンプルで見やすく、セキュリティが強固なツールを選べば問題ありません。ちなみに『DiSCUS』はセキュリティの堅牢さと使いやすさが人気のビジネスチャットツールです。
実際に導入している企業からも「操作方法に関する問い合わせが少なく助かった」「安心して使用できる」との評価を得ています。
なお「実際に使ってみてから判断したい」という方には、無料トライアルがおすすめです。20ユーザー分で全機能が無料で利用できます。
無料トライアルの申し込みは以下のリンクより行えます。会社名やメールアドレスを入力するだけなので気軽に申し込んでみてください。
まとめ|ビジネスチャットの普及率は上がってきている
ビジネスチャットの普及率について紹介しました。
異なる調査ではありますが、2017年と2021年の調査結果を見る限りではビジネスチャットの普及率は上がってきています。背景には、感染症の拡大による対面でのコミュニケーションが難しくなったことが挙げられるでしょう。
徐々に感染症の症状が軽くなるにつれて対面もしやすくなりましたが、感染リスクがなくなるわけではありません。今後も「なるべく対面を避けて安全に働きたい」「対面せずに済むサービスを利用したい」というニーズは残ると考えられます。
事業を拡大したり、人材を獲得したりするには、ビジネスチャットのように非対面でのコミュニケーション手段が必要なのです。無料トライアルなども活用しながらビジネスチャットの導入を前向きに検討してみてください。
なお「ツールの選び方がわからない」「複数のツールを比較してみたい」という方は、以下の記事もおすすめです。19社のツールをさまざまな視点から比較しているので、自社にあったツールが見つかるでしょう。