【フリートークのテーマ一覧】ビジネスシーンで話を盛り上げるためのテクニック

【フリートークのテーマ一覧】ビジネスシーンで話を盛り上げるためのテクニック

「社内コミュニケーションを盛り上げたい」
「でも何を話せばいいかわからない」
「選んではいけない話題についても知りたい」

本記事では、以上のような方向けにビジネスシーンで役立つフリートークのテーマ一覧を紹介します。さらに、テーマを選ぶ際のポイントや選んではいけないテーマ・フリートークをさらに盛り上げるためのテクニックも紹介します。

読み終わる頃には、話題づくりについての悩みが解決し、社内の人を巻き込んで全体を盛り上げる方法が理解できていることでしょう。

ビジネスシーンでの雑談を盛り上げたい方や、社内コミュニケーションを活発にしたい方はぜひ参考にしてください。

フリートークのテーマを選ぶ際のポイント

フリートーク,テーマ一覧

話しやすい雰囲気を作るには、テーマ選びが重要です。ここでは、フリートークのテーマ選びのポイント2つをご紹介します。

 

  1. ①相手との関係性・距離感によって選ぶ
  2. ②複数人でいるときはとくに話題に注意する

①相手との関係性・距離感によって選ぶ

話題は適切で心地よいものにすることが重要です。

たとえば、お互いのことをよく知らない場合には、相手の価値観に深く踏み込むような話題は不快感を与える可能性があります。相手が不快感を感じず、なおかつ距離が縮まるような話題を選ぶことで仲を深められる雑談ができます。

②複数人でいるときはとくに話題に注意する

テーマは、グループの全員が参加できるような一般的なものにしましょう。話題に入れない人が生まれてしまうと全体の雰囲気も悪くなりますし、話題に入れなかった人は孤独を感じるからです。

また、人の価値観に踏み込むような深い話題も避けた方が無難でしょう。人には「この人には話してもいいけどあの人には知られたくない」という感情があるからです。

「1対1では話していたから大丈夫だろう」などと考えず、グループにいる人同士の関係性にも気を配った上で話題を選んでください。

フリートークのテーマ一覧

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フリートークのテーマ選びのポイントがわかったところで、テーマ一覧を見ていきましょう。

一覧から気になるものや自分が話せそうなものを探してみてください。

2〜3個をピックアップして実際の会話で使ってみるとよいでしょう。いろんな人に同じ話題で話してみることで、自分の話の型ができて自然な会話がしやすくなります。一度にすべての話題を話せるようにするのではなく、気になるものを2〜3個選ぶことで確実に自分のものにしていけます。

 

  1. 1.趣味・休日にしていること
  2. 2.幸せを感じる瞬間
  3. 3.今までで1番辛かったこと・楽しかったこと
  4. 4.最近の仕事について
  5. 5.これからのキャリアプランについて
  6. 6.行ってみたいところ
  7. 7.最近のマイブーム
  8. 8.地元・出身地の話
  9. 9.好きなアーティストの話
  10. 10.好きな食べ物の話
  11. 11.好きなブランドの話
  12. 12.お互いの第一印象
  13. 13最近のニュースの話
  14. 14.天気・気候の話
  15. 15.人生観について

1.趣味・休日にしていること

仕事以外の時間に好きなことを話すと、相手との仲が深まる可能性が高いです。人によっては仕事中とプライベートでかなり印象が異なることもあるからです。

趣味や休日にしていることを聞けば、相手の人間性に興味があることも伝わるでしょう。

2.幸せを感じる瞬間

幸せと感じる瞬間は人それぞれです。だからこそ、幸せを感じる瞬間を共有することで、お互いの価値観を理解できます。

さらに、その幸せを感じる瞬間を最近いつ感じたか、そのときのエピソードなどを聞くと話が広がるでしょう。

3.今までで1番辛かったこと・楽しかったこと

今までの経験を聞くことで相手の価値観がどのように作られたのかの背景がよくわかります。また、相手が何を嫌っていて好きなのかについても見えてくるので、仕事中でも相手が好む振る舞いをしやすくなるでしょう。

辛かったことについて聞いたのなら、どうやって乗り越えたのかについても質問すると学びになります。楽しかったことについて聞いたのなら「今度一緒にやってみませんか?」と誘うこともできるでしょう。

4.最近の仕事について

これまで取り組んできたプロジェクトや得た経験を共有することで、互いの理解を深めることができます。とくに部署の移動などで新しく入ってきた人に聞くと、話すきっかけがつくれるでしょう。

また、うまく近況を聞けば今の仕事で困っていることや、やりがいを感じていることについても聞き出せるはずです。社内の働きやすさを整えたい場合に使えるテーマです。

5.これからのキャリアプランについて

これからどんな仕事をしたいのかについて聞くのもよいでしょう。キャリアプランについてどう考えているか聞くと、相手が目指したい理想像がわかるからです。

また、キャリアプランに沿って今の仕事の環境を整えるなど、協力する姿勢を見せるとより距離が縮まります。

6.行ってみたいところ

行ってみたい場所やその理由を聞くことで、その人が人生に何を求めているのかなどが見えてきます。

「〇〇の映画に出てきた場所だから」などの理由が聞けたら、そこから映画の話につなげるなど話題を広げるのも容易です。

また、自分の知らなかった場所を知れたり、相手の活力を引き出したりする効果もあるでしょう。

7.最近のマイブーム

最近のマイブームを聞けば、相手がどんなものが好きなのかがわかります。

定期的に聞くようにすると、その人が一つのことに没頭しやすいタイプなのか、それとも飽き性なのかといった性格も見えてきます。

8.地元・出身地の話

地元や出身地の話をするとその人の生い立ちが見えてくるでしょう。同じ日本でも地域によって習慣が違うからです。

その土地の好きだと思うところなどをさらに聞いていくと、話も広がります。

9.好きなアーティストの話

ミュージシャン・画家・作家・映画監督など、好きなアーティストの話もおすすめです。共通のアーティストが好きなことがわかると、仲が深まりやすいからです。

また、相手の趣味嗜好がわかるため、贈り物を選ぶ際にも役立ちます。

10.好きな食べ物の話

好きな食べ物の話は多くの人と話しやすい話題です。食は生きるために欠かせないものであり、誰にでも共通する話題だからです。

おすすめのお店やレシピなどを聞くと話題が広がりますし、食事に誘うきっかけにもなるでしょう。

11.好きなブランドの話

洋服や日用品など普段からよく購入する好きなブランドの話も、あまりよく知らない人との会話で出しやすい話題です。

自分の好きなものを知ってもらうことは嬉しいことであり、質問にも気軽に答えてもらいやすいからです。共通して好きなものが見つかったら、一緒にショッピングに行く約束をするのもよいでしょう。

12.お互いの第一印象

出会ってから少し時間が経ったタイミングでお互いの第一印象を聞いてみましょう。

自分の第一印象を知れたら、新しく人と出会ったときにどう振る舞うべきかもわかるため、お互いにメリットのある会話ができます。

また、印象が変化したきっかけについて話を深掘りすると、同じ出来事でも感じ方が違うことに気づき相手の価値観を知るきっかけにもなります。

13.最近のニュースの話

ニュースのチェックが日課になっているビジネスパーソンは多いため、最近のニュースは話しやすいでしょう。

ニュースについてどう思ったかの意見交換をすると、ニュースへの理解も深まりますし、相手の考え方もわかります。

また、ニュースは常に変わっていくものなので、繰り返し会話をするきっかけがつくれるのもこの話題の魅力です。

14.天気・気候の話

天気は雑談の中でも最も話題にしやすいものでしょう。「今日は暑いね」などと声をかければ、相手への気遣いにもなりますし話をするきっかけもつくれます。

相手の生まれ育った土地や旅行したことのある場所の天気や気候の話をするのもおすすめです。

15.人生観について

少し踏み込んだ話題ではありますが、相手の人生観を聞くと距離が縮まります。

どんなふうに生きていきたいか、どうありたいかなどを聞くと、その人の本質が見えてくるのでうまく話し合えればグッと仲が深まるでしょう。

とは言え、いきなり人生観について聞くのは難しいので、ニュースや経験談などから話を広げていくのがおすすめです。

フリートークで選ばない方がいい・注意が必要なテーマ一覧

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雑談ではお互いが不快感なく話せる話題を出す必要があります。

親密な仲であれば問題なく話せるようなことでも、ビジネスシーンでの雑談には適さないものもあるのです。ここでは、一般的に雑談では取り上げるべきでない、もしくは、取り扱いに注意すべき7つのテーマをご紹介します。

 

  1. ①宗教や政治などの信条に関する話題
  2. ②相手のプライベートに踏み込む話題
  3. ③身体的特徴など生まれもったことに関する話題
  4. ④家族や親類・幼少期についての話題
  5. ⑤リアルなお金の話題
  6. ⑥誰かへの悪口・文句
  7. ⑦性に関わる話題

①宗教や政治などの信条に関する話題

宗教や政治にまつわる話は非常にデリケートな話題であるため、避けることをおすすめします。

宗教などによってはタブー(口に出してはいけない・やってはいけないこと)があるので、とくに必要性がないのであれば聞くべきではないでしょう。

②相手のプライベートに踏み込む話題

質問は一般的なものにとどめ、相手に深く個人的な質問をするのは控えることが大切です。相手のプライベートなことを尋ねると、おせっかいや相手のプライバシーを侵害しているように思われる可能性があります。

そうすると、相手は不快に感じ、あなたと会話するのを嫌がるようになるかもしれないのです。「この話題は自分が聞いてもよい間柄だろうか?」と自分に問いかける癖をつけるとよいでしょう。

③身体的特徴など生まれもったことに関する話題

身体的特徴に関する話題も、ビジネスシーンでは避けましょう。失礼にあたるだけでなく、不快に思われる可能性もあるからです。

生まれもった容姿などは基本的に変えることができませんし、相手のアイデンティティでもあります。たとえ肯定的な内容を伝えたとしても、相手がそこにコンプレックスを感じている場合には不快に思うものです。

目に入ってくるものなので話題にしやすいですが、容姿などに関することは口に出さないようにしましょう。

④家族や親類・幼少期についての話題

家族や子供時代のことを詳しく聞くのは避けたほうがよいでしょう。

人によっては虐待やいじめなど、思い出すのも辛いような経験をしていることもあるからです。話の流れで相手から口にするのであればよいのですが、わざわざこちらから聞き出すようなことはやめるようにしましょう。

⑤リアルなお金の話題

お金の話は避けるのが一般的です。お金の話は自慢話と思われがちで、相手を不快にさせる可能性があります。

お金の話は考え方の違いから議論につながることもあるので、トラブルを避けるためにも話題にしない方がよいでしょう。

⑥誰かへの悪口・文句

雑談で盛り上がるためにはポジティブな話をすることが重要です。ネガティブな話題をもち出したり、誰かの悪口を言ったりすることは避けましょう。

相手を不快にするだけでなく、自分の評価も下げてしまいます。

⑦性に関わる話題

ついつい一般論を述べる際に口にしてしまいがちですが、性別に関することも避けた方が無難です。

生まれもった性別とは異なる性自認をもっている人もいますし、品のない下ネタは相手を不快にしてしまいます。人により許容度が異なるものですし、不快に思っても我慢しがちな話題でもあるので話題にしない方がよいでしょう。

フリートークで盛り上がるためのテクニック

フリートーク,テーマ一覧

フリートークで盛り上がるには話題選びだけでなく、話す際のテクニックも大切です。以下5つのテクニックを実践して、社内の雑談を盛り上げて雰囲気を明るくしてみてください。

 

  1. ①相手に聞こえる声で話す
  2. ②目に見えるものから話題を広げる
  3. ③相手の興味のありそうなことをリサーチしておく
  4. ④質問されたら答えた上で相手にも聞き返す
  5. ⑤周囲の人にも話を振る

①相手に聞こえる声で話す

会話をする際には、はっきりと聞き取れる声で話すことが大切です。会話が盛り下がる原因の1つとして、相手の声が聞き取れないことが挙げられるからです。

「聞き返したら失礼かも」という気持ちから聞き返さず、聞き取れたものだけで返事をする人もいます。それによりズレた発言になって話が途切れてしまうこともあるでしょう。そのため、相手が十分に内容を聞き取れる声量を心がけることが大切なのです。

ただし、プライベートの話は「他の人に聞かれたくない」と思う人もいます。聞き取れる声量を意識するのも大切ですが、場面に応じた声量にするよう意識しましょう。

②目に見えるものから話題を広げる

話題がパッと思い浮かばない場面では、目に見えるものから話題を広げるようにしましょう。

相手が身につけているものや、近くに見かけたお店のことを話題にするのです。目に見えるものであれば「なんで今この話題なんだろう?」などといった疑問を抱かせないのでおすすめです。

ただし、相手の容姿を話題にしないように注意してください。

③相手の興味のありそうなことをリサーチしておく

会話をする前に、相手がどんなことに興味があるのかリサーチしておくとよいでしょう。相手の好みを知ることで、会話が弾みやすくなりますし、会話が長続きするようになります。

とくに仲良くなりたい人がいる場合には、事前にリサーチしておくのがおすすめです。リサーチは商談などビジネスシーンでも役立つので、習慣づけておいて損はありません。

④質問されたら答えた上で相手にも聞き返す

会話を続けたいのであれば、相手からの質問に答えてさらに聞き返すようにしましょう。

「あなたはどうなの?」と同じことを聞いてみるのもよいですし、話を広げて関連したことを聞いてみるのもよいです。質問に答えるだけで終わってしまうと、会話が途切れやすいので答えに一言プラスして聞き返してみてください。

相手にも「あなたと話をしたい」という気持ちが伝わるので、仲も深まりやすくなります。

⑤周囲の人にも話を振る

社内を盛り上げたいなら、話をしている周囲にいる人にも話を振りましょう。

「今〇〇について話してたんだけど、あなたはどう思う?」などと他の人も巻き込んで話をすることで、話が盛り上がりやすいですし、社内の団結力が高まります。

フリートーク以外にもある社内コミュニケーションを円滑にする方法

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社内コミュニケーションを盛り上げる方法は雑談だけではありません。社内コミュニケーションを円滑にするなら、気軽に連絡が取れるようにすることが重要です。

気軽な連絡をしたいのであればビジネスチャットツールの導入を検討してみてください。ビジネスチャットならメールや電話よりも気軽であり、連絡するタイミングも個人の予定に合わせて決められるからです。

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まとめ|フリートークのテーマ一覧を取り入れて社内を盛り上げよう

フリートーク,テーマ一覧

ビジネスシーンでも使えるフリートークのテーマ一覧を紹介しました。

雑談は自由にテーマを決められるのが魅力ですが、実際には話題を探すのに苦労するものです。この記事で紹介した話題は多くの人とシェアできるものなので、ぜひ取り入れてみてください。

また、社内コミュニケーションを活性化するのは雑談だけではありません。会社側ができる社内コミュニケーションを活発にする施策について、以下の記事で紹介しているのでこちらも参考にしてみてください。

>社内コミュニケーションの活性化施策を解説!取り組み事例を紹介

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