みなさまこんにちは。
カスタマーサクセス本部 クリエーティブ部所属、入社16年目のM谷です。
なにを隠そう役員を除くと一番の古株だったりします。
受託のWEBデザイン、コーディング、また自社サービスのデザインに関わる業務に携わっています。
弊社ナレッジスイート株式会社はビジネスアプリケーションを中心としたSaaS開発・販売を行う企業ではありますが、実は創業当初からWEBプロモーションの事業も手掛けています。
ベンチャーということもあり、この15年の間にWEBプロモーションに関わる様々な経験を積むことができました。
今回はそのうちのひとつ、フォトレタッチ(写真編集)技術についてご紹介しようと思います。
弊社社長の稲葉さんの画像でレタッチ技術をご紹介します。
こちらは加工前のオリジナル画像。
フォトレタッチとは?
フォトレタッチ技術とは、端的に言うなら「Photoshopする」ということです。
つまり画像を目的に合わせて補正・修正することを指します。
最近は撮った写真をスマホのアプリで簡単にいい感じに加工できちゃいますよね。
プロ仕様のフォトレタッチソフトとして最も有名なAdobe社のPhotoshop、通称フォトショもずいぶん便利になりました。
たとえば画像の人物と背景を切り離す作業も、昔は人物のアウトラインに沿って丁寧に切り取る…なんて作業をしていましたが、現在では「オブジェクト選択ツール」からの「被写体を選択」でたったの2クリック!すごい!画期的!
正確にやるにはもうひと手間必要ですが、それも1分程度のカンタンなお仕事です。
便利な時代になりました。
画像を加工してみます
さっそく加工していきましょう。
「スポット修復ブラシ」「パッチツール」「スタンプツール」あたりを使って、しわやしみ、影の調整、服のしわなんかを取ったりもします。
そしてブラシツール等を使えば顔の輪郭や体形をいじったりもできます。
昔、グラビアの画像補正で、モデルさんの体形を大幅に変えたことがあります。
グラビアはファンタジーです。
閑話休題。
さて、加工して出来上がったのがこちら!!
…いささかやりすぎました。
稲葉さんはグラビアアイドルではありませんので、ここまでやる必要はありません。
というわけで適度でいい感じに加工したのがこちらです。
オリジナルと比較すると、主に細かなしわや目の下の影が薄くなっているのがわかりますでしょうか。
顔のしわは年齢を感じさせるものではありますが、その人のこれまでの人生の厚みを感じさせるものでもあります。
エネルギッシュな稲葉さんの人柄が引き立つように、あくまで自然な感じに仕上げました。
さらに合成してみます
これだけでは面白くな…もとい、もっと意義深いコラムにするべく、さらに大胆な加工をしてみました!
ちょっと前に話題になったAI画像生成技術で作った背景と稲葉さんを組み合わせてみます。
使用した画像生成AIはStable Diffusion(CreativeML OpenRAIL-M)です。
単語や短い文章を入れると、AIが画像を生成してくれます。
プリクラ風の稲葉さんです。
やりすぎ加工もこんな背景と合成すればとっても自然に(?)
最近のプリクラは「加工なし」モードが選択できるそうですね。
稲葉さんIN南国。
弊社は以前ハワイに保養所がありました。私は使ったことがありません。
ディストピアにたたずむ稲葉さん。
荒廃した大地でも余裕の笑み。さすがは社長の貫禄です。
最後はこちら。
これはAIに「世界一すごい社長室」と指定して出てきた背景です。
社長を意味する単語がpresidentだったせいか、なんだかどこかで見たことのあるような何かに見えなくもありませんが、AIの生成結果なので何らかの忖度とかではありません。
というわけで、超ざっくりとレタッチ技術をご紹介しました。
フォトレタッチ技術とひとくちに言っても、どんな目的で使う画像なのか、あるいはどういうテイストにするのかで全然違う結果になります。
こんなことができるんだー!と興味を持っていただいたり、あるいは、じゃあこんなこともできるのでは?と新たな可能性をひらめいたりするきっかけになりましたら幸いです。